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あと何日、日本は持つのか。日本の石油備蓄をリアルタイム可視化

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日本のガソリンは世界で高い?

日本のガソリンの値段を、欧州・イギリス・米国・香港と比べます。どの国も2026年10月19日の週の価格を、同じ日の為替で1Lあたりの円に直しました。値段の差のおもな理由である税と、各国の補助・減税もあわせて載せています。

日本の店頭価格は170.2円。比べた国・地域の中でいちばん低い値

2026年10月19日の週の価格を同じ日の為替で円に直すと、日本のレギュラーの店頭価格(全国平均)は1Lあたり170.2円で、このページで比べた欧州・イギリス・香港・米国のどの値よりも低い値です。日本の価格は補助金で1Lあたり43.0円下がっていて、補助がなければ213.2円です。これは米国(ミッドグレード、約206円)と EU の平均(約354円)のあいだの値です。差のおもな理由は、ガソリンにかかる税の大きさです。

出典:資源エネルギー庁「ガソリン全国平均価格の推移」(緊急的激変緩和措置のサイト)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月21日公表)、欧州委員会「Weekly Oil Bulletin」(Euro-super 95 の税込・税抜の価格)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月22日公表。CC BY 4.0。円換算・並べ替えは本サイト)、米国エネルギー情報局(EIA)「Weekly Retail Gasoline and Diesel Prices」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月20日公表。円換算は本サイト)

国・地域ごとのガソリン価格(2026年10月19日の週)

どの国も2026年10月19日(月曜)の価格です。欧州連合(EU)の国はオクタン価95のガソリン(Euro-super 95)、日本はレギュラー、米国はミッドグレードの値で、日本は補助金で抑えた店頭価格と、補助なしの価格の2つを載せています。油種のそろえ方は「比べ方の注意」に書いています。

1Lあたりの税込みの価格(2026年10月19日の週。高い順)。円は2026年10月19日の欧州中央銀行(ECB)の参照レートで本サイトが換算。
国・地域円/L現地の価格油種
香港700.1円34.72香港ドル/L98オクタン(Standard Petrol)
デンマーク462.7円2.605ユーロ/LEuro-super 95
オランダ424.7円2.391ユーロ/LEuro-super 95
フランス395.9円2.229ユーロ/LEuro-super 95
ドイツ387.1円2.179ユーロ/LEuro-super 95
イギリス368.3円174.57ペンス/L無鉛ガソリン(ULSP)
イタリア358.1円2.016ユーロ/LEuro-super 95
EU(27か国の加重平均)353.7円1.991ユーロ/LEuro-super 95
スペイン316.3円1.780ユーロ/LEuro-super 95
日本(補助なしの価格)213.2円213.2円/Lレギュラー
米国205.5円4.915ドル/ガロンミッドグレード(Midgrade)
日本(店頭価格)170.2円170.2円/Lレギュラー

為替(ECB の参照レート、2026年10月19日):1ユーロ=177.63円、1ドル=158.24円、1ポンド=210.95円、1香港ドル=20.16円。ドル・ポンド・香港ドルと円の比は、ECB のユーロ建ての値から本サイトが計算しました。米国のレギュラーは179.1円/Lです。EU の国の現地の価格は、欧州委員会の公表どおりユーロ建てです(デンマークもユーロに直した値で公表されています)。日本の値は資源エネルギー庁「石油製品価格調査」「ガソリン全国平均価格の推移」を加工して作成。

出典:欧州委員会「Weekly Oil Bulletin」(Euro-super 95 の税込・税抜の価格)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月22日公表。CC BY 4.0。円換算・並べ替えは本サイト)、米国エネルギー情報局(EIA)「Weekly Retail Gasoline and Diesel Prices」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月20日公表。円換算は本サイト)、英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)「Weekly road fuel prices」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月20日公表。Open Government Licence v3.0。円換算と税の計算は本サイト)、香港消費者委員会「Oil Price Watch」(DATA.GOV.HK「Pump Prices of Auto-Fuels」)(外部サイト・別タブで開きます)(DATA.GOV.HK の履歴アーカイブで2026年10月19日19時13分に記録された版。円換算は本サイト)、資源エネルギー庁「ガソリン全国平均価格の推移」(緊急的激変緩和措置のサイト)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月21日公表)、欧州中央銀行(ECB)「Euro foreign exchange reference rates」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の参照レート。円と各通貨の比は本サイトの計算)

値段の差のおもな理由は税

EU の国とイギリスでは、税を除いた価格の幅(1Lあたり174.0円〜242.7円)より、燃料税と付加価値税を合わせた税の額の幅(103.4円〜224.4円)のほうが大きくなっています。日本の税は、揮発油税と地方揮発油税が28.7円、石油石炭税が2.8円、消費税が約15.5円(税込み価格の10/110)です。日本は補助金でも価格を抑えていて、その週の補助は1Lあたり43.0円でした。

1Lあたりの価格のうち、税を除いた分と税(2026年10月19日の週。税の多い順。円は2026年10月19日の ECB の参照レートで換算)。四捨五入のため、合計が店頭価格と合わないことがあります。
国・地域税を除いた価格税店頭価格
オランダ200.3円224.4円424.7円
デンマーク242.7円220.0円462.7円
フランス207.3円188.6円395.9円
イタリア174.0円184.1円358.1円
ドイツ207.6円179.5円387.1円
イギリス195.2円173.1円368.3円
EU(27か国の加重平均)194.8円158.9円353.7円
スペイン212.9円103.4円316.3円
日本(店頭価格)123.2円補助43.0円を引いた後47.0円170.2円

EU の国は欧州委員会の税込みと税抜きの価格の差を税としました(燃料税・付加価値税のほか、国によってはその他の間接税を含みます)。イギリスは英国政府が公表した燃料税(1Lあたり52.95ペンス)と付加価値税(20%)から、日本は上の税額から本サイトが計算しました。日本の値は資源エネルギー庁「石油製品価格調査」「ガソリン全国平均価格の推移」を加工して作成。米国は州ごとに税が違い、同じ週の全国の税額が公表されていないので載せていません。香港の汽油税は1Lあたり6.06香港ドル(約122円)で、香港の価格(700.1円)はこの税を引いても、日本の店頭価格の3倍を超えます。

出典:欧州委員会「Weekly Oil Bulletin」(Euro-super 95 の税込・税抜の価格)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月22日公表。CC BY 4.0。円換算・並べ替えは本サイト)、英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)「Weekly road fuel prices」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月20日公表。Open Government Licence v3.0。円換算と税の計算は本サイト)、資源エネルギー庁「ガソリン全国平均価格の推移」(緊急的激変緩和措置のサイト)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月21日公表)、資源エネルギー庁「石油製品価格調査 調査の結果」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月確認)、香港税関「Types of Dutiable Commodities」(汽油税)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)

各国の補助・減税(2026年10月19日の週に効いていたもの)

2026年10月19日の週に、全員の店頭価格を下げる補助金や燃料税の減税があった国を「補助あり」、無かった国を「補助なし」としました。金額は1Lあたりで、減税は燃料税の下げ幅です(付加価値税がかかる国では、店頭価格はその分さらに下がります)。

ガソリン1Lあたりの補助・減税(2026年10月19日の週。円は2026年10月19日の ECB の参照レートで本サイトが換算)。
国・地域区分円/L1Lあたり内容
日本補助あり43.0円43.0円/L元売りへの補助金(緊急的激変緩和措置。2026年3月19日から。支給単価は週ごとに改定)
スペイン補助あり35.5円20.00セント/L燃料税の減税(2026年10月の額。11月も同じ20セントと、税務庁が告知しています)
ドイツ補助あり24.9円14.04セント/L燃料税(エネルギー税)の減税(2026年10月1日〜12月31日)
イギリス補助あり10.5円5ペンス/L燃料税の5ペンス減(2022年3月から。2026年12月31日まで延長)
フランス補助なし——全員向けの補助・減税はなし。通勤などで長い距離を車で走る、所得が一定以下の人に1人100ユーロを給付(2026年10〜12月分)
イタリア補助なし——ガソリンの燃料税の減税は2026年7月3日に終わり、通常の税率に戻っている
米国補助なし——連邦のガソリン税(1ガロンあたり18.4セント)は内国歳入庁が示す税率のままで、連邦の税の停止は確認できない(州ごとの措置は含めていない)
香港補助なし——ガソリンの補助・減税はなし(汽油税は1Lあたり6.06香港ドル、約122円)

オランダにも2026年末までの燃料税の軽減税率がありますが、軽減の前との差を欧州委員会の公表値と照らし合わせきれていないため、表には載せていません。EU の国の減税は、各国の法令の通常の税率と、欧州委員会が公表したその週の税率の差です。フランスの給付は1人あたりの定額で、1Lあたりの額は決まっていません。

出典:資源エネルギー庁「ガソリン全国平均価格の推移」(緊急的激変緩和措置のサイト)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月21日公表)、スペイン官報(BOE)「Real Decreto-ley 25/2026」第13〜15条(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、スペイン税務庁(AEAT)「Medidas tributarias en el Impuesto sobre Hidrocarburos previstas en el Real Decreto-ley 25/2026」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月20日公表、2026年10月25日確認)、ドイツ「エネルギー税法(EnergieStG)」第2条・第68条(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、英国政府「Amended Fuel Duty rates 2026 to 2027」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年5月22日公表)、フランス政府 Service-Public.fr「Indemnité carburant」(通勤で長く車を使う人への給付)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月16日更新)、イタリア経済財務省(MEF)「Carburanti, pubblicato dm su rideterminazione accise」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年6月5日公表)、米国内国歳入庁(IRS)「Instructions for Form 720」(連邦ガソリン税の税率)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年6月版)、香港税関「Types of Dutiable Commodities」(汽油税)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、オランダ政府「Accijns betalen」(燃料税の税率)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、欧州委員会「Weekly Oil Bulletin」(Euro-super 95 の税込・税抜の価格)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月22日公表。CC BY 4.0。円換算・並べ替えは本サイト)

補助・減税がなければ、店頭価格はどこまで上がるか

国ごとの店頭価格(実線)に、補助・減税のある国だけ「補助・減税がなければ」の価格(点線)を重ねました。数字は上の2つの表と同じです。

補助・減税がなければの価格は、店頭価格に、補助・減税の表の1Lあたりの円を足して本サイトが計算しました。減税は燃料税の下げ幅で、付加価値税の分は含めていません。日本は資源エネルギー庁の「補助なし価格」をそのまま使っています(資源エネルギー庁「石油製品価格調査」「ガソリン全国平均価格の推移」を加工して作成)。補助金や減税がなかった場合に、店頭価格が実際にこの値になったとは限りません。「補助の有無は未確認」の国は、補助・減税の額を原本で確かめきれていない国です。

出典:資源エネルギー庁「ガソリン全国平均価格の推移」(緊急的激変緩和措置のサイト)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月21日公表)、スペイン官報(BOE)「Real Decreto-ley 25/2026」第13〜15条(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、スペイン税務庁(AEAT)「Medidas tributarias en el Impuesto sobre Hidrocarburos previstas en el Real Decreto-ley 25/2026」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月20日公表、2026年10月25日確認)、ドイツ「エネルギー税法(EnergieStG)」第2条・第68条(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、英国政府「Amended Fuel Duty rates 2026 to 2027」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年5月22日公表)、フランス政府 Service-Public.fr「Indemnité carburant」(通勤で長く車を使う人への給付)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月16日更新)、イタリア経済財務省(MEF)「Carburanti, pubblicato dm su rideterminazione accise」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年6月5日公表)、米国内国歳入庁(IRS)「Instructions for Form 720」(連邦ガソリン税の税率)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年6月版)、香港税関「Types of Dutiable Commodities」(汽油税)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、オランダ政府「Accijns betalen」(燃料税の税率)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、欧州委員会「Weekly Oil Bulletin」(Euro-super 95 の税込・税抜の価格)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月22日公表。CC BY 4.0。円換算・並べ替えは本サイト)

補助・減税の「崖」:各国の期限を日付の順に

補助金や減税には、終了予定の日が決まっているものがあります。各国政府の発表の原文で2026年10月25日に確かめた期限を、日付の順に並べました。このページの表示を更新した日(2026年10月26日)より前に過ぎた期限は「終了」と表示しています。延長や前倒しがあると変わるので、最新の状況は各国政府の発表で確かめてください。

  1. 終了予定 2026年11月9日までブラジル

    ガソリンの連邦税(PIS/Pasep・Cofins・CIDE)をゼロにする措置(政令第13.134号)。期限の後の扱いは、政令には書かれていません。

  2. 終了予定 2026年11月30日まで韓国

    ガソリンの交通・エネルギー・環境税の引き下げ(1Lあたり529ウォンを450ウォンに。79ウォン、約15%。2026年9月30日の大統領令で期限を延長)。延長されなければ、施行令の本来の税率(1Lあたり529ウォン)に戻ります。

  3. 終了予定 2026年11月30日まで米国ジョージア州

    州のガソリン税の停止(州知事の非常事態宣言による)。延長されなければ、停止が終わります。

  4. 終了予定 2026年12月31日までイギリス

    燃料税の5ペンス減。英国政府の予定では、2027年1月1日から1Lあたり55.95ペンス、3月1日から57.95ペンスに戻ります(最終的な税率は2026年の予算で決めるとしています)。

  5. 終了予定 2026年12月31日までスペイン

    燃料税の減税(1Lあたり20セント。11月も20セント。12月は、10月のガソリンの消費者物価指数が前の年の同じ月より15%を超えて高ければ20セント、超えなければ13セント)。2027年の税率は、政令には書かれていません。12月の下げ幅は、2026年10月25日の時点では決まっていません(10月の指数は、スペイン統計局が11月13日に公表する予定)。

  6. 終了予定 2026年12月31日までドイツ

    燃料税(エネルギー税)の減税。2027年1月1日から通常の税率に戻ります。

  7. 終了予定 2027年1月31日までカナダ

    連邦の燃料物品税(ガソリン1Lあたり10セント)の停止。2027年2月1日〜3月31日は半額(5セント)、4月1日から全額に戻ります。延長は法案の段階で、2026年10月25日の時点で成立は確認できていません。

  8. 終わる日は公表されていません日本

    元売りへの補助金(緊急的激変緩和措置。2026年3月19日から)。支給単価は週ごとに改定されます。

期限のあとに店頭価格がどう動くかは、原油価格や為替などにも左右されるため、このページでは見通しを書いていません。日本の石油の備蓄の日数はトップページで毎日更新しています。

出典:ジョージア州知事室「Gov. Kemp Extends Suspension of State Gas Tax」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月24日公表、2026年10月25日確認)、ブラジル連邦上院の法令データベース「Decreto nº 13.134, de 9 de outubro de 2026」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月9日付、2026年10月25日確認)、韓国 国家法令情報センター「교통·에너지·환경세법 시행령」第3条の2(弾力税率)(外部サイト・別タブで開きます)(大統領令第36733号、2026年9月30日施行、2026年10月25日確認)、ドイツ「エネルギー税法(EnergieStG)」第2条・第68条(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、スペイン官報(BOE)「Real Decreto-ley 25/2026」第13〜15条(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、英国政府「Amended Fuel Duty rates 2026 to 2027」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年5月22日公表)、カナダ財務省「Minister Champagne introduces legislation to extend the federal fuel excise tax relief」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年9月22日公表、2026年10月25日確認)、スペイン税務庁(AEAT)「Medidas tributarias en el Impuesto sobre Hidrocarburos previstas en el Real Decreto-ley 25/2026」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月20日公表、2026年10月25日確認)、資源エネルギー庁「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」のサイト(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月確認)

比べるときの注意(油種・時点・為替)

  • 油種:ガソリンはオクタン価(ノッキングのしにくさ)で値段が違います。EU の国は、欧州委員会が公表しているオクタン価95のガソリン(Euro-super 95)です。イギリスの標準のガソリン(ULSP)も、オクタン価の下限は95です。香港は法令上の下限が95ですが、政府の答弁(2010年)では95は1992年に市場から撤退し、98オクタンだけが売られているとされています。この表の香港の価格(Standard Petrol)も98オクタンのものです。日本は、全国平均と補助なしの価格が公表されているレギュラー(日本産業規格〈JIS K 2202〉ではオクタン価89以上。ハイオクは96以上)、米国は3つの油種のうち中間のミッドグレード(オクタン価の表示が88〜90)を載せました。米国のオクタン価は、リサーチ法とモーター法という2つの測り方の平均で表すので、欧州のオクタン価95(リサーチ法)と数字をそのまま比べることはできません。油種は完全にはそろっていません。
  • 時点:どの国も2026年10月19日(月曜)の価格です。日本・EU・米国・イギリスは週ごとの調査の値、香港は石油会社5社の価格の記録(DATA.GOV.HK の履歴アーカイブ)です。価格は週ごとに変わるので、別の週の値と並べると比べ方がずれます。
  • 為替:2026年10月19日の欧州中央銀行(ECB)の参照レートで円に直しました。ECB の参照レートは参考値で、取引に使うレートではありません。円安になると、ほかの国の価格を円に直した値は高くなります。
  • 載せていない国:同じ週の全国の値を、転載と加工が認められた公的データで確かめられない国は載せていません(カナダは公的な全国の値が月ごとのみ、中国・韓国・オーストラリアなどは利用条件を確かめられていません)。

出典:欧州委員会「Weekly Oil Bulletin」(Euro-super 95 の税込・税抜の価格)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の価格、2026年10月22日公表。CC BY 4.0。円換算・並べ替えは本サイト)、内閣府 沖縄総合事務局の資料(揮発油などの強制規格と標準規格〈JIS K 2202〉の表)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、米国エネルギー情報局(EIA)「Definitions, Sources and Explanatory Notes」(小売価格の油種)(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月25日確認)、英国「The Motor Fuel (Composition and Content) (Amendment) Regulations 2021」(外部サイト・別タブで開きます)(2021年)、香港立法会「LCQ2: Motor vehicle fuel」(環境局長の答弁)(外部サイト・別タブで開きます)(2010年5月5日)、欧州中央銀行(ECB)「Euro foreign exchange reference rates」(外部サイト・別タブで開きます)(2026年10月19日の参照レート。円と各通貨の比は本サイトの計算)

よくある質問・Q&A

世界のガソリン価格の疑問と回答

Q1日本のガソリンは世界で高いですか?
A

このページで比べた国・地域の中では、日本の店頭価格がいちばん低い値です。2026年10月19日の週の価格を同じ日の為替(欧州中央銀行の参照レート)で円に直すと、日本のレギュラーの全国平均は1Lあたり170.2円で、米国(ミッドグレード)は約206円、ドイツは約387円、イギリスは約368円、香港は約700円でした。日本の価格は補助金で1Lあたり43.0円下がっていて、補助がなければ213.2円です(資源エネルギー庁の「補助なし価格」)。このページに載せていない国(産油国や、中国・韓国など)とは比べていません。

Q2世界でいちばんガソリンが高いのはどこですか?
A

このページで比べた中では、香港がいちばん高く、1Lあたり約700円(34.72香港ドル)でした。欧州連合(EU)の中では、デンマーク(約463円)が高くなっています。ただし、世界のすべての国を同じ基準でそろえた公的な統計は無いため、このページでは「世界一」かどうかは判断していません。

Q3国によってガソリンの値段が大きく違うのはなぜですか?
A

おもな理由は、ガソリンにかかる税の大きさです。欧州委員会の公表値では、税を除いた価格はEUの平均で1Lあたり約195円ですが、燃料税と付加価値税を合わせた税が約159円かかり、店頭では約354円になります。日本の税は、揮発油税と地方揮発油税(28.7円)、石油石炭税(2.8円)と消費税で、合わせて約47円です。日本は補助金(その週は1Lあたり43.0円)でも価格を抑えています。

Q4ほかの国も、ガソリンの補助金や減税をしていますか?
A

2026年10月19日の週には、スペイン(燃料税を1Lあたり20セント、約36円の減税)、ドイツ(燃料税を14.04セント、約25円の減税)、イギリス(燃料税の5ペンス、約11円の減税)が、全員向けに燃料税を下げていました。フランスは全員向けの減税ではなく、通勤などで長い距離を走る、所得が一定以下の人に給付をしています。日本の補助(43.0円)は、これらより1Lあたりの額が大きくなっています。香港には、ガソリンの補助や減税はありません。

Q5日本の「補助なしの価格」とは何ですか?
A

資源エネルギー庁が「補助なし価格」として公表している値で、その週の全国平均(170.2円)に、その週に効いている補助の単価(43.0円)を足したものです(2026年10月19日の週は213.2円)。補助金は元売りの段階で支給されるため、補助がなかった場合に店頭価格がこの値になったとは限りません。

Q6為替が変わると、比べた結果は変わりますか?
A

変わります。このページは、ほかの国の価格を2026年10月19日の欧州中央銀行の参照レート(1ユーロ=177.63円、1ドル=約158.24円)で円に直しています。円安になると、同じ現地の価格でも円に直した値は高くなり、円高になると安くなります。

出典: 欧州委員会・米国エネルギー情報局(EIA)・英国政府(DESNZ)・香港消費者委員会(DATA.GOV.HK)・資源エネルギー庁・欧州中央銀行の公表資料(各節の出典を参照)

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